【2003年まで宝塚に映画撮影所があった事を知ってますか?
「宝塚と映画 シネピピア」】
シネピピアの景山館長のファシリテーションで、宝塚大使で文化プロデューサー・演劇評論家の河内厚郎(かわうち あつろう)氏と宝塚映画最後の映画監督 三浦 紘(みうら ひろし) 氏との対談を拝聴させていただきました。
宝塚歌劇だけでなくTOHOも作った小林一三氏が、映画を撮影する為にファミリーランドの敷地内に宝塚映画撮影所を作ったのが1961年。鞍馬天狗や若大将シリーズなど176本の映画が撮影され、渥美清さんや森繁久弥さん、加山雄三さん達有名な俳優さんも宝塚の街で過ごされました。小林一三氏は、ハリウッドとブロードウェイを合わせたような宝塚市にしたかったようです。
宝塚映画撮影所は、他の撮影所5社協定に加入していなかった為に、様々な監督さんや俳優さんが関わっておられ、撮影期間に温泉や夜の街を楽しんでおられたようです。
驚いたのは、没後35年の記念イヤーである手塚治虫氏のお話も随所に出てきて、ご逝去間近にも宝塚に戻ってアニメを書きたいと言っておられた事でした。実現していたら世界的なアニメの聖地になった可能性も。。。
宝塚の映画を作りたいなぁ